おかげさまで日本で創業30周年を迎えました!
グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社 (GPI) は、米国 NYSE に上場する親会社「Graphic Packaging Holding Company」の日本法人として1991 年 6 月 26 日に日本に設立し、本年30周年を迎えました。
GPIの本社は米国アトランタに位置する米国大手製紙メーカーであり、今朝のコーヒーを入れる紙コップ、先週末に楽しんだクラフトビールのボトルを運ぶバスケット、昨夜のグルメ料理を温める電子レンジトレイを製造する紙パッケージの大手メーカーでもあります。
日本市場においては、スーパーなどでよく見かけるビール飲料などを6缶パック(通称マルチパック)の板紙を供給しています。このマルチパックの板紙は、耐水性・強度のあるAquaKote(アクアコート)という特殊な紙です。マルチパック商品の需要増加に伴い、このパッケージ市場のリーディングカンパニーとして、関係企業のみなさまと共に事業拡大を進めて参りました。
また私たちは現代社会において、企業も持続可能性(サステナビリティ)を追求することも大変重要だと考えています。地球温暖化防止をはじめ、持続可能な将来のために環境保全はパッケージ業界にとって最重要な課題です。
責任ある森林管理・森林認証を通じて、森林資源の持続可能性推進事業にも積極的に参画し、様々な商品流通に必要不可欠なパッケージの原紙の供給を続けながら、森林資源の持続可能性追求というテーマより一層、取り組んで参ります。
最近では、当社の板紙AquaKoteが⽶国ファイザー社製の新型コロナウイルス抗ワクチン輸送⽤包材として採⽤されました。本製品は、地⽅⾃治体内で新型コロナウィルス抗ワクチンを保冷輸送兼保管するために使⽤されており、2021年7⽉時点で53の⾃治体で採⽤されています。
※ AquaKoteは、ビールの6⽸パックで実績のある100%バージンパルプで造られた強度・耐⽔性に優れた板紙です。必要な時に簡単に組み⽴てでき保管や廃棄時もかさばらず、油性マーカーなどで直接メモ書きも可能です。
当社は今後も様々なパッケージの機能向上と環境にやさしい製品を具現化し、お客様や社会のニーズにあった商品を開発研究し、社業の発展を目指し同時に社会に貢献して参ります。
● グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社(GPI ) の事業内容・沿革
・板紙の輸入・加工・販売、包装機械の輸入・販売・リース、紙器の製造・販売
- 1991年
- リバーウッド・インターナショナル社100%子会社として日本法人リバーウッド・インターナショナル株式会社を設立
- 1995年
- レンゴー社との合弁会社 レンゴー・リバーウッド・パッケージング株式会社を設立
- 2006年
- 親会社の社名変更により、リバーウッド・インターナショナル株式会社がグラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社へ社名変更
- 2008年
- 日本法人の子会社としてGraphic Hung Hing Packaging (Shanghai) Co., Ltd.を中国に設立
- 2013年
- Graphic Hung Hing Packaging (Shanghai) Co., Ltd.を日本法人の100%子会社としてGPI上海有限公司に社名変更
【創立30周年を迎えて ごあいさつ】
グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社
代表取締役社長 権藤嘉江子
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、弊社は米国NYSE に上場する親会社「Graphic Packaging Holding Company」の日本法人として1991年6月26 日に設立し、日本市場においてはビールを中心とする6缶マルチパック用板紙(AquaKote/アクアコート)の供給などの事業展開を行い本年2021年にて創立30 周年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援、ご指導とお力添えのおかげと深く感謝申し上げます。
引き続き飲料用包装の原紙を安定供給すると共に、今後は脱プラスチックなど環境に配慮したサスティナブルな商材も拡充し、社員一同、より一層の努力を行い皆様のご愛顧にお応えしていく所存でございます。今後共、何卒ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
今後のイベント情報
●幕張メッセにて開催される展示会 「ドリンク ジャパン」 (2021年10月13日~15日)に出展します。脱プラスチックが進む欧州で開発された最新のパッケージ等も展示予定。